【オートミールのクイックオーツ】他の種類との違いとおすすめの食べ方

 

オートミールは大きく分けて、スティールカット・ロールドドオーツ・クイックオーツ・インスタントオーツの4種類があります。

日本のスーパーで売られているオートミールの多くはロールドオーツとクイックオーツです。

特に、調理時間が短くて扱いやすいものとして人気なのが『クイックオーツ』。

ロールドオーツをさらに細かく砕いたタイプのオートミールです。

ロールドオーツとは違い、『クイックオーツ』は粒が細かく薄いので、熱湯で戻すだけでも食べられるほどの手軽さが特徴です。

たとえば、インスタントのスープに『クイックオーツ』をそのまま入れてリゾット風に!

栄養バランスに優れているうえ、調理の水加減で、歯ごたえのある固さからトロリとした柔らかさまで調節できるため、離乳食や介護食としても最適です。

オートミールの中でもっとも手軽に食べることができる『クイックオーツ』は、初心者にもおすすめです!

今回は、そんな『クイックオーツ』の特徴と食べ方やおすすめレシピを紹介します。

1. オートミールのクイックオーツとは

クイックオーツは、オートミールの中でもっとも手軽に食べることができます。

 

・クイックオーツの特徴

クイックオーツとは、オーツ麦のもみ殻を除いて蒸したあと、さらに薄く伸ばし細かくカットしたもの。

ロールドオーツをさらに薄く細かくした状態に加工されているので、水や熱が内部に浸透しやすく、調理時間がぐっと短縮できます。

加熱調理すると、とろみが増し、トロリとした食感になります。

小さなお子さんやお年寄りにも食べやすく、離乳食や介護食としても最適です。

さらに、

クイックオーツは、オートミールのなかでもっとも粒が細かいため、小麦粉の代わりとしてクッキーや蒸しパン、お好み焼きに。

又は、パン粉の代わりとしてハンバーグのつなぎに幅広いアレンジが可能です。

 

・ロールドオーツとの違い

粒の大きさ

クイックオーツは、ロールドオーツをさらに加工しているので、粒は薄くて細かいフレーク状です。

ロードオーツのようにオーツ麦の形は残っていません。

 

スーパーで良く売られている日食の「プレミアムピユア オートミール」は、パッケージの底が透明になっているので、購入する前に中身が確認できますよ!

 

調理時間

クイックオーツは薄くて細かいフレーク状なので、水や熱が内部に浸透しやすく、ロールドオーツより調理時間はぐっと短かくなります

電子レンジで1分程度ふやかせば柔らかくなり、熱湯で戻すだけでも食べられます

クイックオーツはすぐに水分を吸収するので、温かいスープに入れてリゾット風にするのもよし、

ホットミルクと混ぜてホットシリアルも簡単に完成します。

特に、時間がかけられない朝食に、調理時間の短いクイックオーツはとても便利です!

 

私もオートミールを朝食で食べることが多いです。

クイックオーツのたまご粥がお気に入りです。

こだわりは、調理後少し放置、水分吸わせてスフレ状態にしてフワフワをいただくこと!

 

食感

クイックオーツの食感は、ロールドオーツに比べると噛み応えはなく、オートミールのプチっとした食感を味わいたい人は物足りなさを感じるかもしれません。

加熱調理すると、とろみが増し、粘度のあるトロリとした食感になります。

そのため、お粥やリゾットなど、汁にとろみのある料理に向いていますオーツ

オートミールは、作るものによって種類を使い分けるのが美味しく食べるポイントです。

 

2. オートミールのクイックオーツの食べ方

・離乳食や介護食として

オートミールは、食物繊維が豊富で、タンパク質・ミネラル・ビタミンをバランスよく含んでいます。

調理の水分量や加熱時間で、仕上がりの固さが調節できるため、月齢に合わせた離乳食に最適です。

また、噛む力や飲み込む力が低下した、高齢者の介護食にも向いています。

オートミールは、調理時間をかけずに栄養豊富な一品が作れるため、お世話する人にも負担の少ない優れた食材です。

季節の野菜や小魚などを加えることで、更に栄養価が増し、おいしいメニューの幅も広がります。

 

・パン粉の代わりとして

揚げ物の衣に使うとザクザクとした食感を楽しめます。

ハンバーグやロールキャベツのつなぎにも向いています。

 

・小麦粉の代わりとして

フードプロセッサーで粉砕することで小麦粉のように使うことができます。

お菓子やパン作りに使うとアレンジが広がります。

粉にすることで、ピザ生地やケーキも作れます。

 

わたし事なのですが、

パンが好きでせっせと小麦のパンを焼いて毎日食べていました。

ある時、関節痛が・・・。

関節の痛みは小麦粉のグルテンが原因だと知って、小麦のパンを焼くのも食べるのもやめました。

そんな時見つけたオートミールパン!

グルテンを控えたいパン好きの方におすすめです!

 

クイックオーツを粉にすることで、幅広いアレンジが可能になり、様々なお料理を楽しむことができます。

 

3. オートミールのクイックオーツのおすすめレシピ

 

・たまご粥

  材料

  • オートミール …… 30g
  • …… 180ml
  • しょうゆ …… 小さじ1/2
  • 和風だし(顆粒だし)…… 小さじ1

※しょうゆの代わりに醤油麹を使うとさらにおいしくいただけます!

 

1.耐熱容器に材料を全て入れ、軽く混ぜ電子レンジ600wで約2分30秒加熱します。※500w約3分

2.軽く混ぜたのち、お好みでネギや紅ショウガを添えます。

 

・離乳食のおかゆ(基本) 

  材料

  • オートミール(クイックオーツ)

量は下の表を参考にしてください。

月齢の目安5・6か月7・8か月9~10か月12か月
オートミール小さじ2小さじ4小さじ6小さじ8
大さじ3大さじ4大さじ6大さじ6
レンジ500~600w1分50秒50秒1分
  1. 深めの器に材料をすべて入れ、軽く混ぜます。
  2. ラップをかけずに電子レンジで温めます。
  3. 器を取り出し、適温まで冷まします。

赤ちゃんの成長に応じて、水をだし汁やミルクに変えることができます。

だし汁は乳児用のものを使用してください。

ミルクは粉ミルクを調整したものを使用してください。

 

・ツナとほうれん草のクリーム粥(応用)

  材料

  • 上記で紹介した7~8か月のオートミール  ……小さじ4(8g)
  • ツナ(水煮缶)  ……小さじ1(5g)
  • 茹でたほうれん草の葉先  ……小さじ1(5g)
  • コーン缶詰又は冷凍(味付けされていないもの)……小さじ1(5g)
  • ミルク     ……大さじ1(15ml)
  • 水      ……大さじ3(45ml)

  準備

  • ツナは熱湯を回しかけ塩抜きをした後、細かく刻む。
  • ほうれん草の葉先は茹でて細かく刻む。
  • スイートコーンは細かく刻む。
  • ミルクは粉ミルクを調整したものを使用する。

 

  作り方

  1. 深めの器(どんぶりサイズ)にオートミール、水、準備が終わった材料を全て入れて混ぜます。
  2. ラップをかけずに500~600Wの電子レンジで1分加熱します。
  3. 器を取り出し、適温まで冷まします。

 

・パン 

  材料

  • オートミールパウダー…… 100g  ※クイックオーツを粉にしたもの
  • ドライイースト ……1~2g
  • 塩 ……1g
  • ハチミツ ……5g
  • 水 ……70g
  • 米粉 ……少量  ※生地を丸める時に使用

  作り方

  1. 前日に全ての材料を合わせておきます。
  • 全ての材料を容器に入れます。 ※ビニール袋使用ok!
  • ラップをして8時間以上冷蔵庫でねかします。
  1. 当日に焼きます
  • 焼く前に冷蔵庫から出して室温にもどします。
  • 打ち粉を振って丸める。  ※手を水でぬらすとくっつきにくい。
  • トースター予熱なし 230~250℃で15分

 

クイックオーツは、オートミールの中で最も調理時間が短くて扱いやすく、初心者にもおすすめです。

栄養バランスに優れているうえ、調理する水分量を変えるだけで固さを調節できるので、離乳食や介護食としても最適です。

さらに、パン粉や小麦粉のかわりとして、幅広いアレンジが可能です。

オートミールは、作るものによって種類を使い分けるのが美味しく食べるポイント‼

クイックオーツならではの良さを活用し、いろんなレシピで「食べること・作ること」を楽しんでくださいね!

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