「ロウカット玄米」という玄米があることをご存知でしょうか⁈
ロウカット玄米とは、玄米についている「ロウ層」を取り除いた玄米のことです。
玄米は、白米に比べて栄養価が高く、健康増進・ダイエット・美容にも効果があります。
メリットの多い玄米ですが、白米と炊き方が違って手間がかかる・玄米のヌカ臭さやボソボソした食感といったデメリットも・・・。
玄米の生活に変えようと何度もトライしたものの結局白米にもどってしまう・・・そんな人も多いのではないでしょうか。
実は私もその中のひとり、いくら健康のためでも美味しくなければ食べ続けられませんよね。
でも...「ロウカット玄米」は、玄米の栄養はそのままで 味・食感・手間は白米並み!
今回はそんな理想の玄米「ロウカット玄米」を紹介します‼
1.ロウカット玄米とは
ロウカット玄米とは、玄米についている「ロウ層」を取り除いた玄米のことです。
玄米表面にある硬くて防水性の高い「ロウ層」を均等にカットし、玄米の栄養価はそのままで、白米のように手軽にふっくら炊けて食べやすく、消化の良い玄米です。
「ロウ層」をカットすることで、玄米のヌカ臭さや、おいしくないボソボソした食感を解消した理想的な玄米です。
・玄米のロウ層とは?
玄米表面にある硬くて防水性のある皮のようなもので、生育が終わるまで水分を吸収しないようにお米を守っている表層のことです。
・玄米のロウ層のデメリット
玄米は、生育が終わるまで吸水して発芽しないよう、防水性のあるロウ層で覆われています。
ロウ層は、精米するとヌカと一緒に取り除かれるため、白米だと問題はありません。
しかし、玄米のままだとこのロウ層も一緒に食べることになります。
栄養価の高い玄米ですが、このロウ層が次のような玄米のデメリットに。
・美味しくない
玄米がおいしくない原因は、米の表面を覆うロウ層にあります。
ロウ層で防水されているため水分を吸収しにくく、ごはん粒が十分に膨らまず、ボソボソした食感が食べにくさにつながっています。
玄米特有のヌカ臭さも美味しくない原因の一つです。
・消化が悪い
ロウ層で防水されているため、吸水性が低く、胃や腸の中でも消化時間が長くかかる。
・手間がかかる
玄米はふつう約20時間の浸水時間が必要。
白米のように1時間程度の浸水で炊くと硬くてパサパサしたご飯になってしまう。
2.ロウカット玄米の特徴と味
・特徴
その特徴は精米方法にあります。
玄米の表面のロウ層を取り除くことで、玄米のデメリット「美味しくない」「消化が悪い」「手間がかかる」を解消!
ロウカット玄米は表面のロウ層をカットしているので、白米のご飯粒と同じように膨らみ、色も白米のように白みがかった、ふっくらとしたご飯になります。
玄米と同じように栄養価が高い
玄米の硬いロウ層だけを均等にカットしているから、※玄米の胚芽やヌカに含まれる栄養素が、ほぼそのまま残っています。
※玄米の胚芽やヌカに含まれる主な栄養素【ビタミンB群(B1、B2,B6,ニコチン酸、パテントン酸、イノシトール、コリン、葉酸等)食物繊維】
玄米よりも食べやすいうえに、玄米と同じくらい栄養がある!
白米のように美味しい
玄米の表面を覆っているロウ層をカットしているので、たっぷりと水分を含んだふっくらとした美味しい食感です。
白米のようにやわらかく、モチモチしていて、玄米独特の臭みがないため食べやすい。
玄米は苦手という人におすすめです!
私の感想は、
「普通の玄米よりふっくらとして食べやすくて、良く噛むことで甘味を感じる」
そんなおいしさです。
冷めてもおいしいので、おにぎりやお弁当などにもおすすめですよ!
白米と比べて糖質・カロリーオフ!
白米と比べて、摂取する糖質は約32%、カロリーは約30%抑えられます。
糖質 | カロリー | |
白米 | 36.8 | 168 |
ロウカット玄米 | 25.1 | 118 |
カレーやチャーハン、お弁当など、白米をロウカット玄米にかえるだけで、いつもの食事がヘルシーに!
簡単に炊ける
ロウカット玄米は、防水性のあるロウ層を取り除いてあるので、水分が含みやすくなっています。
水に漬けておく時間、1時間程で簡単に美味しいご飯が炊けます。
ちなみに私は1時間では少しパサパサ感が気になったので2時間以上つけ置きします。
消化に良い
ロウカット玄米は、白米に近い消化性がある分、従来の玄米より摂取できる栄養量が多いと考えられます。
4.ロウカット玄米の炊き方
おいしい炊き方のポイントは水加減です!
塩をひとつまみ入れて炊くと、臭み消しになりますよ!
・ロウカット玄米だけで炊く場合
1.無洗米仕上げをしていますので、洗わずに炊けます。
2.水加減は、計量カップ(180cc) 1 杯につき、同じカップで水を1.5〜2 杯入れる。
3.浸水時間の目安は、約1時間。
4.白米モードで炊飯。
※2回目以降は、お好みにより水加減を調節してください。
※ロウカット玄米は加水量が多いため、炊飯器の最大容量で炊くと吹きこぼれるので注意してくださいね。
・白米と半々に混ぜて炊く場合
- 白米1カップを洗い、炊飯器の1の目盛りまで水を入れます。
- 1に、ロウカット玄米1カップを入れ、同じカップで水を1.5杯〜2杯入れ、さっと混ぜます。
- 1時間以上、浸水(つけ置き)します。
- 普通の炊飯器の白米モードで炊飯します。
※上記を参考にお好みの混合割合で炊いてくださいね。
健康を気にする人のなかで注目されている玄米生活。
白米に比べて栄養価が高く、健康増進・ダイエット・美容にも効果があり、メリットの多い玄米。
ですが、白米と炊き方が違って「手間がかかる」「玄米のヌカ臭さ」「硬くてボソボソした食感」といったデメリットも・・・。
ローカット玄米は、炊飯が手軽で、もっちりとした食感が美味しく、一般的な玄米と栄養価も変わりません。
「硬い」「食べにくい」「美味しくない」といった一般的な玄米のイメージを一新!
ひと口ほおばると、玄米のプチっとした粒感を残しつつ、白米のような軟らかさで食べやすく、よく噛むと甘みを感じます。
糖質を控えたい人、ダイエットや健康のことを考えてチャレンジしてみたい人、玄米っておいしくないよね…と思っている人は、ぜひ一度、ロウカット玄米を試してみてくださいね!
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